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3・2・5 保安設備
(1)信号方式
色好式 バンコク〜ピサヌロク
腕木氏 ピサヌロク〜チェンマイ
ただし、ピサヌロクーチェンマイ間のパクパン、マエチャン、ランプン、サラピ駅は色灯化されている。。
又、信号の注意現示に対する運転速度の規制は無く、次信号は停止現示である事を期待して行う乗務員の自発的な速度制御に期待している、
(2)閉塞方式
半自動閉塞 バンコクーバンスウ
自動閉塞 バンスウーロップリ
トークンレス ロッブリーシラアド
ボールトークン シラアトーチェンマイ
ただし、自動閉塞方式は列車自動停止装置(Automatic Train Protection)導入までは使用開始をしない方針なので中間閉塞信号が設置しであるものの、一閉塞区間、一列車は変わらない。(ボールトークンとは通票に識別用の穴をあけた鉄球を用いて日本で使用されている様なタブレットキャリヤに収納して駅、乗務員問の受け渡しに用いられている。)
(3)列車無線
列車乗務員(運転士)と駅の間は列車無線が整備されている。
(4)踏切安全対策
主要踏切は踏切警手、踏切警報機、自動踏切遮断機が設置されている。遮断機の閉鎖を列車乗務員に知らせる表示灯も設置されている、しかし実状は踏切遮断機閉鎖後でも列車までの距離があれば遮断機を突破(人及び単車は遮断機の隙間を通る)して行く為、安全を保つ事は非常に困難である。特にバンコク近辺は車両(自動車)が多い上、各種の工事(高速度道路工事、鉄道高架工事等)が車両の流れを阻害する結果、踏切上に停止したりするので鉄道側は危険防止の為低速注意運転を余儀なくされている。

 

 

 

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